ウヴス県
ウヴス県は、大きなウヴス湖からホブド県とザブハン県に39000平方メートルに渡って広がる低地、イフ·ノーリン·ホトゴルに占められています。ウヴス湖は砂漠の中の巨大な内海と言えるでしょう。モンゴルで最も大きい湖で、岸の反対側が見えないほど大きいのです。最も高い山々の山頂は別として、ここはモンゴルで一番寒い地方で、冬の最低気温はマイナス57℃に達したこともあります。
大湖に近い低地は湿地帯で多くの渡り鳥が生息するため、ユネスコから生物圏の世界保護地区に指定されています。ツル、ヘラサギ、ガチョウなどがほんの短い夏を過ごすために中国南部海岸地方から何千キロも飛んでくるのです。
ウヴス県は最初はこの地方の主要民族であった住民からドゥルブドと呼ばれていました。ドゥルブド族はウヴス県の全住民の半分にも満ちませんが、自分達の方言を話しています。
ウヴス県はモンゴル西部を周遊するスタート点に適しています。ジープをレンタルして湖、山々、砂地の渓谷を回るといいでしょう。この地方一帯はゲルもあちらこちらにあり、ヤギや羊が放牧されています。騎乗の牧人や野生のラクダに出会うことも珍しくありません。 |